置き去りにされた遺骨

アパートの大家さんからの連絡でアパートの一室のカギを開けてもらい、中に入りますと雨戸が閉めてありますのでとても暗いのですが、生活していた痕跡がそのまま残っていて、部屋の片隅には遺骨が置き去りにされていました。

アパートの住人は夜逃げで急に居なくなって行方不明なので、警察や役所にも連絡してありますが、置き去りにした遺骨に関しては明確な回答がないままに大家さんは困り果てていました。

このままでは片付けることも出来ませんし、次の方に貸すことも出来ませんので、解決しなければ時間とお金の無駄になってしまいます。

こういう時に警察や役所は実に冷たいものですが、同情していては仕事にならないのが役所なのです。

借金でどうにもならなくなって夜逃げする時に、ここまで持って来れた遺骨をもう持って行けないと置き去りにした住人にも心の葛藤はあったと思いますが、こうやって取り残された遺骨は迷うしかありませんので、何とか迷うことの無いように供養してあげないといけません。

1か月程毎日読経供養してから自然葬供養か合葬の永代供養になることが多いです。

こういう時にはすぐにご連絡下さい、私がお伺い出来る範囲であれば伺って部屋のお祓いも致しますし、お遺骨の供養もさせて頂きます。

高野山真言宗やすらか庵043-228-1480