寺院とのトラブル

寺院から寄付の案内

供養のトラブルの中で最も多いのが寺院とのトラブルであり、特に金銭的なトラブルが多いことが特徴です。

御布施のトラブル

法事の御布施の金額が分からなかったので住職に聞いたら「大体皆さん〇〇円以上されますよ」と曖昧な返事をされた。

墓前読経を頼んだら「御布施はお気持ちで結構です」と言われたが、中身が少ないことを察知してか、目の前で中身を開けて「足りない」と言われた。

法事を2体分するのに1体の御布施の2倍必要だと言われたが、読経などは1体の時と何も変わらなかったので、これでは「坊主丸儲け」だと思う。

亡き人を目の前にして葬儀の御布施のお金の話ばかりする。

いつもと同じ法事の御布施の額を包んで渡したら後で足りなかったから不足分を払って欲しいと言われた。

御布施は本来はお金としての価値のある布を施すものであり、僧侶は自分の持ち物を持たずに、民衆からの托鉢のみで生きていき、修行を続けるのが本来の姿であり、決して贅沢をしないものですが、出された御布施で高級車に乗り贅沢三昧の生活をしているような僧侶に寄付金を要求される、ということに反感を抱いている檀家さんが多いのです。

自分達は生活を切り詰めて質素な生活をしているのに、寺の住職は自分達が出した御布施で贅沢な生活をしていると…。

寄付金のトラブル

檀那寺の本堂の建て替えをするのに1軒あたり30万円の寄付金が必要だと知り、離檀しようとしたら離檀料が50万円必要だと言われた。

屋根瓦の修繕、僧房の改築など、事ある度に寄付金を請求して来る。

寄付金は任意のはずなのに、義務になってしまっている。

年金で細々と生活しているので、本堂の建て替えの寄付金の30万円が出せないと寺に相談に行ったら分割してでも出してくれと言われた。

寄付金というものは御布施よりももっと任意性の高いものであり、出せる人が出せば良いのですが、そのような呑気な事を言っていたら誰も出してくれないので、強制的に出させる寄付金はみかじめ料に近いものがあります。

お墓のトラブル

寺院の敷地にあるお墓は買ったばかりの時はとても良い条件で墓参りもし易かったけれど、無計画に墓を増やしたので、今では他人のお墓をまたがないと墓参りに行けなくなってしまった。

お墓の周囲に塀を作って門の鍵を閉めたので、インターホンを押さないとお墓参りに行けなくなった。

敷地を整備するから墓を移転してくれと言われたが、代替え地が狭い上に、自分の負担でして下さいと言われた。

お墓の管理費を毎年上げてくる。

盆と彼岸の供養料は必ず出すように言われた。

墓じまいの相談に行ったら全く相手にしてくれなかった。

葬儀のトラブル

葬儀の時に何人もの僧侶を連れてきて、皆に御布施が必要だと言われたが、そんな僧侶は呼んだ覚えがない

戒名のランクが決まっているから今更下げられないと言われた。

都会で親の葬儀を済ませて地方の寺に納骨に行ったら、寺で葬儀をしていないからダメだと断られ、納骨するには葬儀のやり直しと戒名を付けることが必修で、合計で50万円必要だと言われた。