墓じまいの仕事をしていますと、何ともったいない話ですが、お墓を新しく作ってから1回も使うことなく墓じまいというケースがよくあるのです。
それは、当然のことですけれど、お墓を作った時には後継者の方がおられたのですが、後継者の方が先に亡くなってしまったとか、跡を継がないなどの理由により、墓じまいをせざるを得ないという状況になってしまったのです。
後継者がいなくなってしまったのなら仕方ないことなのですが、後継者がいる状態で墓じまいというのは、無念の気持ちがあるかもしれませんが、お墓が無縁になってしまうことだけは避けたいものです。
お墓というものは、急いで買うと失敗するものです、自分の人生計画と合わせてよく考えていきたいものです。
