現代社会では寺院の存在価値が薄くなり、特に若い人の寺離れが進んでいますが、若い人にとって僧侶とは法事や葬式に来てくれる人であって、今頃の若い人は葬儀に僧侶など不要と考えている人が多く、家族葬が大人気で、場合によっては直葬と言って、病院から直接火葬場に向かう葬儀無しのコースも選択されているのです。
若い人にとって寺院への不満は、高い御布施や寄付金ばかり要求する所であり、得られるものが何もない所でもあるので、離れていくのは当然の成り行きなのかもしれません。
檀家制度という出来上がった利権のみを守り続けることに専念するあまり、大切な事が忘れ去られたのかもしれません。
後継者が居ないからと、寺院に散骨の相談に行った方が「そんなことをしたら地獄に堕ちる」と言われたそうですが、寺としては高い永代供養をすすめたいばかりにそのようなことを言うのでしょうけれど、相談者の方は決別の決心をされたとのことで、やはり相手に対しての思いやりの無い言葉は人を傷つけ、最終的に離れていくものです。
そういう時には高野山真言宗やすらか庵の無料相談があります。電話043-228-1480