一昔前まではペットと言えば家畜と言われていて、犬などは泥棒除けの番犬として飼われていて、餌なんて家族の食べ物の残り物を鍋で焚いた物を与えていればよくて、仕事と言えば誰かが来た時に吠えること、更に怪しい人が来たら思いっきり吠えることで、ご主人様のお帰りの時には吠えることなく尻尾を振ってお出迎えが理想の姿でした。
今の時代はペットは完全に家族の一員であり、家の中に居て清潔で、空調完備、シャンプーもしてもらえばトリミングもしてもらえ、食べる物も高級ペットフードで、場合によっては寝るのもご主人様と一緒という幸せな毎日を送っているのです。
愛らしい名前も付けてもらってお出かけも家族と一緒、人と違って騙すようなことをしないので、信頼できるパートナーとして、本当に家族の一員なのです。
そんな家族の一員が亡くなったとしたら、心の中に開いた穴をふさぐことが出来ずに気持ちまで落ち込んでしまい、今でもまだそこに居るような気がして、お片付けなんて到底できないものなのです。
暫くの間はお片付けせずに愛するペットのことを思い続けることは良いことですが、あまりに長いこと悲しみ続けることは、亡くなったペットを悲しませることにも繋がります。
ペットはご主人様の喜びだけが生きがいですから、悲しむ姿は望まないのです。
こういう時にはお焚き上げ供養を利用して遺品は天に届けて差し上げましょう。
お役立ちの記事は…ペットの遺品はお焚き上げ出来ますか
悲しみから立ち直れない人はたくさんいますが、真に愛するペットのことを思えば悲しみ続けることは良くないことなのです。