永代供養墓のイラスト

後継者が居ないので、檀那寺に永代供養して欲しいと相談に行ったら、永代供養墓が無いので出来ないと言われた場合にはどうしたら良いのでしょうか。

永代供養とは後継者が居ない場合や遠方に引っ越しするなどの理由の時に、先祖の遺骨を永代に亘って管理してもらうことで、最近では寺院に永代供養墓と言われる合葬墓を作っている寺院が増えてきました。

また後継者が居なくても契約できる樹木葬も人気がありますので、墓地の空き地を利用して樹木葬をオープンすル寺院が増えています。

何処の寺院でも檀家さんの中に後継者が居なくなる方が増えているので、永代供養して欲しいという要望が増えてきているためでありますが、地方の寺院では檀家さんが減っていて運営に余裕が無いことから、分かっているが、どうにも出来ないという寺院が多いのです。

さて寺院に永代供養が無ければ、とりあえず墓じまいして遺骨の改葬先を見つけなければいけませんが、考えられる方法としては散骨、樹木葬などがあります。

散骨は大自然に還るという方法で、お墓のような形にこだわらない人に人気がありますが、散骨したらお参りすることが出来ませんので寂しいと感じる方もおられます。

後継者が居なくても契約できる樹木葬はお参りが出来ますので、寺院の墓じまいをした方の次なる改葬先として人気があります。

樹木葬にも年間管理費が必要な所がありますので、後継者の居ない方は要注意です。

一般的な樹木葬は30年ぐらいは個別で利用出来て後は合葬墓に移転するタイプが主流です。