寺の住職

我が国の僧侶は妻帯しても構いませんので、家族が居て子供が後を継ぐということがよくありますが、世代が変わることによって寺の運営が良くなることと悪くなることがあり、最近よく耳にするのが「前の住職の時には良かったけれど住職が代わってから悪くなってしまった」という事例です。

住職が代わるのは、高齢を理由に、或いは遷化された時などで、跡継ぎの者が居ない時には寺の総代会で適任者を選出したり本山から派遣された者が務めることもあります。

大抵は住職の息子や親族などが後継者になるのですが、子供の頃から甘やかされて育ったり、無理やり僧侶にさせられたりした反動で我儘な住職になることが多く、檀家さんが困っているということは良くあることです。

こういったことでお困りの方からのご相談で、「改善するよう本山に言って欲しい」と訴える方が多いのですが、宗教法人の本山というものは個別の寺院に対する指導はしないのです。

正確に言えば寺院の個別の問題に対して指導するような権限が無いということなのです。

宗教行為を逸脱するようなことに対しての指導の権限はありますが、寺院と檀家のトラブルは寺院が解決すべきことなのです。

このようなことでお困りでしたら行政の窓口に相談するという手もありますし、高野山真言宗やすらか庵の無料相談043-228-1480も利用してみて下さい。